カテゴリ: 夕焼け


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9月21日の17時30分。
日没約1時間前の槍ヶ岳。


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もうすぐ日の入ですが、まだ多くの登山者が槍ヶ岳に登ろうとしていました。


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その頃の西鎌尾根。
滝雲が発生していました。


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西鎌尾根の厚い滝雲と樅沢岳2755mの薄い滝雲。


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千丈乗越のピーク2734m。


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笠ヶ岳2897mと遥か遠くに白山2702m。


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17時40分の槍ヶ岳。


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17時45分。


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17時49分。


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17時50分。


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17時51分。


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17時52分。
寒い冬でもないのに四角い太陽です。珍しいことかも。


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17時53分、日没。


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日没後の笠ヶ岳と白山。


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西鎌尾根の滝雲。


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穂高方向。


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一番奥から御嶽山3067m、乗鞍岳3026m、右の低い山が焼岳2455m、左が西穂高岳2909m。焼岳は噴煙が上がっていました。


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この日は影ができるほどの月明かりでした。常念岳も2857mもくっきり。


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槍ヶ岳小屋。


若狭高浜の城山公園に行ってきました。

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若狭和田海水浴場の近くにある公園です。


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城山公園の東側の浜辺。

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この日も波がなく、プールのような水面。
9月中旬でしたが泳いでいる人もいました。犬熊海水浴場や世久見海水浴場と異なり、遠浅の海です。

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今回は泳ぐ予定ではなかったので、子供らはパンツで海水浴。
のぞきメガネ(バケツの底が透明なもの)で海中観察中。

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基本的には砂地ですが、沖に行くと大きな石が転がっています。ここにも小魚がたくさん泳いでおり、石の下にはカニやヒトデ、ウニがいます。タコを見つけた人もいました。

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波打ち際の怪しいもの。砂地に生えた海藻なようなものでしたが、動物とも見て取れる物体でした。
タコやイカの足のようにヌルヌルしていて、気泡が入った丸い浮き袋が特徴的。

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犬も海水浴中。



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こちらは城山公園の西側。
右手にある洞穴は『明鏡洞』。
洞穴の彼方に見える水平線が鏡のようなところから名付けられたとのこと。


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明鏡洞の上からの眺め。

さらに、明鏡洞のある岩山の頂上には展望台があります。

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展望台からの眺め。東側が開けてます。

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海面をよく見てみると、面白いことをしている人たちがいました。
左下にその様子が見えます。

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この写真の真中にも。

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アップ写真。
なんと、ボードに立ちパドルを漕いでます。
調べてみたところ、『スタンドアップパドル』というスポーツのようです。


また、城山公園の近くには高浜漁港がありました。

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ここからは青葉山(若狭富士,693m)がきれいに見えます。

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漁港内には海水浴場ではあまり見られないクラゲが迷い込んでいました。



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最後に、若狭湾の夕焼けです。


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この夕日は嵐の前兆でした。
翌日、台風18号が近畿地方に接近し、若狭地方も大きな被害を受けました。


「槍ヶ岳登頂と山頂で夕焼け」

6/8の槍ヶ岳山荘での夕食時間は17時で、日の入時間は19時。
そこで、夕食後に槍ヶ岳山頂で夕焼けを楽しむことにしました。


17時30分に槍ヶ岳アタック。
まだこの明るさ!!
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目指すはここ。山頂のズームアップ。
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三点支持を厳守して登っていきます。
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槍ヶ岳には大槍(山頂)、曾孫槍、孫槍、子槍があるみたいですが、これは曾孫槍?
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山頂直下のハシゴが見えてきました。
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山頂直下のハシゴ。左が登りで右は下り。
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15分ほどで山頂に到着。
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山頂から北側の展望。
白馬、立山方向です。
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祠の裏側から。
手前に北鎌尾根・独標2899m。
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東側の展望。
左に大天井岳2921m、右に常念岳2857m。
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南側の展望。
大喰岳3101m、中岳3084m、南岳3032m、北穂高岳3106m、前穂高岳3090mが見えています。奥穂高岳3190mはガスの中。
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西側の展望。
笠ヶ岳2897m。その後ろに白山2707m。
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日没方向。
一番高く見える山は黒部五郎岳2840m。
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北西側の展望。
左奥は薬師岳2926m。中央奥は立山3015m。
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北アルプスの山の位置は、昨年作成したパノラマ図を参照してください。
山の名前(北)


槍ヶ岳山頂のスペース。定員は20名ほど。
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槍ヶ岳の影が目立ってきました。
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槍ヶ岳の影と東鎌尾根。東鎌尾根の右が槍沢で、雪渓の上に一の字に見える黒い所がありますが、これはグリーンバンド(モレーン)です。
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笠ヶ岳と槍ヶ岳山荘3060m。こことの標高差は100m。
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奥穂高岳3190mのガスも晴れ、ジャンダルム3163m、西穂高岳2908mも見えてきました。その右に焼岳2455m、奥に乗鞍岳3026mも見えています。
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展望を十分楽しんだあとは、夕焼けを楽しみました。

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日没が迫る18時47分。この日は黒部五郎岳に日が沈みます。

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18時58分。

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19時02分。


日没前の眺めも幻想的でした。
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この日の観客は4人。


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19時05分。

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19時11分。

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19時12分。

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19時15分、日が完全に没みました。
この後、すぐに下山。ヘッドライトなしでも下りれます。


槍ヶ岳1泊登山 ⑤槍ヶ岳山頂でのご来光に続く。

1/20、筑波山夕焼け登山に行ってきました。
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筑波山は南側や東側の登山道がメインですが、今回は西側の登山道を選びました。
西側は日没後の薄明で下山できるからです。


西側の登山道の名は「薬王院コース」。下の地図の水色のコースです。
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薬王院コースと主要なルート概要は以下の通り。御幸ケ原コースは12/2、白雲橋コースは12/1に登ったコース。

薬王院コース+自然研究路山頂連絡路
距離:約3.0km 標高差:約690m
所要時間 登り120分/下り90分
筑波山頂を目指す登山道の中で最長のルート。筑波山南側の各コースに比べて利用者は少ない。

自然研究路
距離:約1.5km 標高差:約70m
所要時間 60分
男体山頂付近を周遊するルート。国定公園特定保護地区にも指定されているブナ林をはじめ、筑波山の自然観察に最適なコース。コース上の展望台からは関東平野を一望できます。


御幸ヶ原コース+山頂連絡路

距離:約2.7km 標高差:約620m
所要時間 登り105分/下り85分

筑波山神社から御幸ヶ原を目指すルート。ほぼケーブルカー沿いに登り、標高差があり比較的険しいコース。御幸ヶ原→男体山頂、御幸ヶ原→女体山頂の所要時間は、それぞれ15分です。


白雲橋コース

距離:約2.7km 標高差:約620m
所要時間 登り110分/下り90分

筑波山神社から酒迎場分岐、そして弁慶茶屋跡を経て女体山頂へと向かうルート。「弁慶七戻り」「高天原」「胎内くぐり」などの巨岩、奇岩を巡るコース。


コースの出発地点は、その名の通り「薬王院」という神社から。

薬王院は、延暦元年(782年)に最仙上人が開山したと伝えられているようです。
写真の奥は三重塔、手前は瑠璃殿。また、このどこかにある薬師瑠璃光如来像は県指定文化財とのこと。
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樹齢数百年のスダジイ。
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薬王院コースの登山口にはでかい案内板がありました。
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登山道は林道から始まります。しばらくすると若い木が多い緩やかな登山道となります。
この日の登山道には6日前(1/14)に降った雪が残っていました。
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途中で舗装された林道を横断し、その後は階段が続く急坂です。つづら折りの階段が続きました。
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階段が終わり、この案内からは緩やかな尾根歩きとなりました。
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ゆるやかな尾根道。
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薬王院コースは山頂手前で自然研究路に合流します。案内図では左上の角です。
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今回の行程は、次の通り。
薬王院コース自然研究路 反時計回り御幸ケ原(案内図の右下)女体山御幸ケ原自然研究路 時計周り第二展望台(案内図の左下)薬王院コース
一旦、自然研究路経由で女体山まで行き、その後引き返してから、自然研究路の展望台にて夕焼けを楽しむ予定です。


自然研究路にはいくつか見所がありました。
これは、「大石重ね」と呼ばれるもの。この日は雪が積もっていたので、石が積み重なっている様子は分かりませんでした。
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急な斜面を横断する自然研究路。
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筑波山の植生分布の案内板。
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案内板によると、この辺はブナ林です。
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「立見石」。あの親鸞上人と間宮林蔵も来たことがあるとのこと。
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筑波山の地形と地質。
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御幸ケ原に到着。御幸ケ原からの北西方向の眺め。平野部もまだ雪が残っていました。


御幸ケ原と女体山の間にある「ガマ石」。ガマの形をした大きな岩で、口のように見えるところに、後ろ向きで石を投げ入れ、入ると願いが叶うとされています。
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完成度が高い奇岩です。


女体山に到着。
女体山877mから望む男体山871m。
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この後は自然研究路に戻ります。


自然研究路の第二展望台に到着。
時間は15:30。日没は17:00。長い待ち時間は、コーヒー飲みながらのんびりしてました。
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今回は夕焼より木の枝が気になりました。
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立派な枝っぷりです。
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左手に富士山。
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赤く染まる山際。
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日没後30分間はのんびりしたいところでしたが、今回は無理をしないで早めに下山。もちろん、ヘッドライトは着けましたが、日没後30分間の薄明でも登山道は確認できました。


筑波山は2/24までの金土日祝日、スターダストクルージングというロープウェイの夜間運転(21:00まで)を実施しているようで、つつじヶ丘駐車場まで来れる方はこれを利用するのも良いのかもしれません。ちなみに、この日は残雪のために運休でした。


夕焼けは平野部で見るのと変わりないものでしたが、展望台では誰にも会わず、筑波山を独り占めできた良い登山でした。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

2013.1.20
コース:薬王院→自然研究路合流→女体山→自然研究路展望台→薬王院
 天気:晴れ  

薬王院 180m 13:50
自然研究路合流 700m 14:30
女体山 877m 15:05-15:10
自然研究路展望台 800m 15:30-17:00
薬王院 180m 17:35

★行程時間3時間45分 
☆歩行時間2時間10分
☆休憩1時間35分



出発してから6時間、無事に到着。
寒くなく、風も弱く、すごく快適でした。
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山頂からの眺めは最高!!
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いつ見ても素敵な富士山。
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ここから時計周りにカメラを向けます。


南アルプスと権現岳。南アルプスの天気が崩れてきました。
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常に見守っていてくれた阿弥陀岳2805mと中岳2700m。
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行者小屋2350mの方向。真ん中の低い尾根の手前側が歩いてきた南沢、向こう側が北沢です。赤岳鉱泉2300mも見えています。
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横岳2829mと硫黄岳2760m。横岳の上に見えているのは浅間山2568m。
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こんなところによく建っているなと感心してしまう赤岳頂上小屋。この小屋はこれでも300名が泊まれ、ご来光、夕日、夜景、いろいろ楽しめます。
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赤岳山頂はこんな感じ。
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このように赤岳からの眺めを楽しんだあと、赤岳天望荘2730mに向けて下りました。

この斜面も、アイゼンが効いて歩きやすい状態でした。
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途中で振り返ると、赤岳上空に薄い虹色の雲「彩雲」が発生‼
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チャンスは一瞬。彩雲は20秒ほどで消えてしまいました。
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さらに降りて赤岳頂上の方を見ると、雪煙が舞っていました。強風のようです。
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14時、赤岳天望荘に到着。
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赤岳天望荘は、風呂に入れる山小屋として知られています。しかし、今は厳冬期。風呂のサービスはありません。

チェックイン時、プラスチック製のコーヒーカップが支給されました。このカップでコーヒーとお茶が飲み放題。また、朝夕の食事はバイキング形式ですが、このカップが食券の代わりとなりました。


そして、この小屋には広いこたつ部屋があります。暖かいコーヒー飲んでこたつに入ると、すぐに体が温まりました。さらに、この日は「おしるこ」のサービスも。ありがたいことです。

その他の詳細は赤岳天望荘ホームページでご確認ください。


こたつに入りのんびり過ごしているうちに、外の天候は荒れ模様へと激変していました。

晴れてはいますが、風速20m以上の強風です。
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実はこの強風、雲から予測できるものでした。11時から12時頃、南アルプス上空にできていたレンズ雲です。
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12時半頃、八ヶ岳付近のレンズ雲。
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このようなレンズ雲は上空の風が強い時に発生し、山でこの雲を見かけた時は、風が吹く前兆であると言われています。

実際に14時ごろから赤岳で強風となり、そして、先ほど見たレンズ雲の下でも突風が吹いていることが分かりました。

これが15時ごろの様子。崩れてきた雲の下の砂埃の様子から、ものすごい上昇気流が生じてることが分かります。
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5000m上空が強い風→山の上もしくは山の風下側にレンズ雲ができる→強い風の通り道が3000m付近まで下がってくる→3000mの山では強い横風。そして、山に気流が激しくぶつかることで山の風下側に乱気流が発生し、平地でも上昇気流が生じる?

ということがイメージできました。


原理は想像ですが、「レンズ雲がでると風が強くなる」という言い伝えは本当でした。


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そして、夕方。赤く染まってきた横岳です。強風は相変わらず吹き続いていました。


今日の日の入りは、中岳と阿弥陀岳の間。
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雲が少し邪魔ですが、それなりに綺麗でした。
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太陽が雲に隠れた時、太陽柱(サンピラー)が現れました。これはズームアップした写真です。肉眼では非常に小さい柱でした。できることなら、上に伸びて欲しかったです。
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暗くなった阿弥陀岳
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横岳
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赤岳
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そして、富士山。
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日の入の後、小屋に戻りバイキングでお腹いっぱい食べた後は、寝る準備です。

寝室の窓の様子です。
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廊下の窓の鍵はキラキラ輝いていました。
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このように霜降り状態の寝室でしたが、寝袋と布団に加え、湯たんぽサービスまでついていたので、暖かく寝れました。

冬山初心者の八ヶ岳 ④ご来光 に続く。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

2013.1.12
コース:八ヶ岳山荘→美濃戸山荘→行者小屋→文三郎尾根終点→赤岳→赤岳天望荘
 天気:晴れ  

八ヶ岳山荘1500m 7:00
美濃戸山荘1760m  7:45
行者小屋2350m 9:45-10:20
文三郎尾根終点2720m 11:40-12:00
赤岳2899m 12:40-13:30
赤岳天望荘2710m 14:00

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★行程時間7時間00分 
☆歩行時間5時間15分
☆昼休み20分 ☆山頂休憩50分 
☆途中休憩35分

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